イニシエーション・ラブ (文春文庫)/乾くるみ
恋愛ミステリー、らしいです。
数日前にヴィレッジヴァンガードで見かけて、
何となく手に取ったら気になって、
昨日本屋で購入、2時間半くらいで読破。
実は読み終えた直後にはオチの意味が分からず、
寝る前の布団の中で「あ!!」と気づいた理解力のなさすぎるわたし。
そう言われれば怪しい部分が幾つもあったなあ。
疑り深い人なら途中で気づいてもおかしくないはず。
オチに気づくまではうすっぺらい恋愛小説。
何も得るものがなくて、正直読む価値がないくらい。
でも仕掛けに気づけば、とても恐ろしい物語。



そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫)/川上未映子
エッセイ。
めっちゃ好きです、この人の文章の書き方。
言葉の選び方も目の付け所も好み。
何度も読み返してる。
最近話題になっている小説のほうではちゃんとした文章(というのも失礼ですが)を書かれているらしく、
女優業もやっておられたり、侮れない人だなあと思う。