欠けようと、僕はあわてて拾うよ

懲りずにアヤビエの話。
今後もまだまだ書き続けると思う。


「ビッツ-圧縮-ロール」、凄い。
元々バッハを知ってたら、クラシックに詳しければ、
初めて聴いたときの衝撃も違ったんだろうな。
本物の「ドッペル」を冒頭だけ聴いて鳥肌が立った。
これをギターで弾くなんて。
しかも「バッハのドッペル流れる〜」ていう歌詞の
「ドッペル」という言葉の前に鳴る音が「バッハ」と繋がってるなんて…。
凄いな。改めて。深い。


「下弦櫻」も良すぎる。泣ける。イントロがもう、ツボ。


アヤビエの葵さんと彩冷えるの葵さんは
同一人物でありながらも違う人のようであって、
もうアヤビエの時みたいな声や歌い方には戻らないのかな、と
新参ファンながら思っていたわけですけれども、
彩冷えるのメジャー1stアルバムを試聴して、
1曲目の「0010101」という曲の歌詞が、私の図星を突いた。

君は「変わった」と 僕に背を向けるけど
じゃあ君は 「今」を繰り返して 幸せかい?

そう言われればそうなんだけれどね。
ただ自分が一番良いと思うものを追うだけ。
新しいものにも同じような、或いはそれ以上の良さを見つけるまで
好きだという気持ちを保ち続けるのはきっと難しい。