「Loveless, more Loveless」はとても良いアルバムです。

…ありふれた褒め方しか出来ない自分が情けない。
正直言うと、最初に聴いたときはピンと来なかったけど
何度も聴いているうちにめちゃくちゃ好きになった。
(でも確か雑誌のインタビューで
「2回聴けば…」みたいなことを
おっしゃっていたからこれで良いのかもしれない)
1曲目のイントロから10曲目のアウトロまでの流れが好きで、
単体で聴くのも良いけれどやっぱり通して聴きたい。
涼平さんのセルフプロデュースだからだろうけれど
音の使い方が今までと違って、でも素晴らしい。
全部の曲のアレンジにこだわりが見られる。
メガマソ大好きです。


※めちゃくちゃ長いです。某所にも同じ記事を載せました。



特に好きな曲は
Loveless,more Loveless」「白銀少女」
「かごめかごめ in TOKYO Night」
「The Reqiuem」「静かなくちづけで、朝の挨拶を。」
かなあ…5曲も挙げてしまった。笑


Loveless,more Loveless」と「The Reqiuem」は
シンセを始めとする各楽器の使い方もメロディも歌い方も歌詞も大好き。
とにかくあらゆるところがツボな2曲。
Loveless,〜」はBメロで必ず鳥肌。間奏のギターも良い。
「The Reqiuem」もBメロと、あとイントロかなあ。頭振りたくなる。


「白銀少女」はインタビューで
今までのメガマソと違うから聴きにくいと思う人も居るかも、
というようなことをおっしゃっていたような気がするけれど
わたしはイントロからガチで好みです。
もともと好きだったジャンルに近いからかなあ、
ギターがたまらない。


「かごめ〜」はライヴでも聴いたけど
こんなに惹かれる曲だったかなあ、と思った。
ピアノも女性コーラスも良い味が出ている。
暗い部屋の中の、救いのないような雰囲気が好き。


「静かなくちづけで、朝の挨拶を。」は本当に泣ける。切ない。
いろんな音が鳴っているけれど静かで、とてもとても美しい。
涼平さんの才能の素晴らしさを感じられる1曲。


あ、もちろん全曲好きです。
「世界の終わりのジェリーフィッシュ」はシンセのメロディが、
「wonder_wall_sunset」は「好き、嫌い、言えない。〜」のところが
「たすけて」と「fate」は何となく歌謡曲っぽいところが
パンデモニウム、発覚。」は暴れられそうなところが
それぞれツボでした。
あと通常盤限定のGou氏作詞作曲の「Until」は
ごーちゃんらしさが出ていて一番V系っぽいかな。
「度重なる〜」のところが特に好き。


メガマソを聴いていて思うのは、
それまで「こういうタイプの曲は好きじゃないな」と思っていても
それを見事に覆されてしまうことが多い。
普段わたしはスローテンポの曲を聴く気にならないことが多いけれど
「静かなくちづけで、朝の挨拶を。」なんかは何度でも聴きたくなる。
引き出しがいっぱいあって、どれも洗練されていて、期待を上回る。
次はどんな姿を見せてくれるのか楽しみです。
ライヴもまた行きたいなあ。