年が暮れる頃、星がひとつ。

NHK-FMミュージックスクエアというラジオ番組が好きで、
中学生頃から聴いてたけれど、今年の春に終わってしまった。
同じ枠に始まった別番組は、最初は聴いていたけれど、
流れる曲のチョイスがいまいち合わなくて、殆ど聴いていない。
あの番組が終わってから、新しいアーティストや曲が分からなくなり始めた。
いわゆるヒットチャートは、ゴールデンタイムの音楽番組で分かるけど
そういうものに関わらない人々の動向を見失うようになった。
昨日タワーレコードでじっくり店内を見て回り、それを実感した。
好きなアーティストだけじゃなくて、色んな音楽を聴こう、


そう思った矢先の悲しい知らせ。
ラジオで流れてたら聴く程度で、自発的なものではなかったけれど、
独特の声や節が魅力的だと思っていた。
どこか切なく、胸が締め付けられるようなサウンド
突然のこと。思いもしない報道。
こういうきっかけは良くないことかもしれないけれど
今、動画サイトで改めて彼の作った曲を聴いている。

「U.F.Oの軌道に沿って流れるメロディーと
夜空の果てまで向かおう」(銀河/フジファブリック

早めに辿り着いてしまった夜空の果てで、彼はまた歌を作るのだろうか。
素敵な音楽をありがとうございました。